阿蘇市一の宮町のS様にペレスターHPS−200Sを設置頂きました。住居を購入される予定の段階からお話をいただき、初のログハウスへの設置となりました。建築当初の図面も残っており、壁内部に隠れている通しアンカーなどと干渉しない事も確認済み。設置工事もすんなり終わる予定でした。
事前工事として、排気管を抜く位置に屋外のエアコン室外機があり、予定されていたエアコン入れ替え工事と同時に屋外側の室外機は干渉しない位置に移動していただきました。ストーブ用の炉台も内装業者さんと寸法の打ち合わせをしていただき施主様支給でご用意いただきました。
厚さ約150mmの丸太をくり抜いていきます。ここで思わぬ障害物と遭遇してしまいました。流石に電気配線はここには通ってないと思っていましたが、まさかのアクシデント発生。ドリルで少し傷をつけてしまったので配線を繋ぎ直して保護管の外側に収まるように納めました。どうやら照明の3路スイッチ用の配線が入っていたようです。まさかロフト天井の照明配線が入っているとは(汗)この位置には丸太繋ぎのコミ栓が入っているのはわかっていましたが、図面には配線らしき記載はなく、ログハウスの場合は別に電気配線図があれば確認しておく必要がありそうです。壁内の空間がないのでもし壁内に干渉物があっても当たるまで予測できないので慎重に穴掘りを進める事が安全ですね。今回はリカバリ可能だったのでラッキーでした。
保護管を差し込み、隙間に断熱材を充填。保護管と丸太の隙間にはコーキングを施しています。
ログハウスの壁の凹凸に合わせてブラウンのコーキングで雨仕舞い。なかなかの高難度でしたが、なかなかキレイに仕上がりました。
今回の見せ場はこのコーキングの仕上がりですね。しっかり配線断線からのリカバリーができて満足です。
屋外立ち上げでスッキリ仕上げました。メンテもし易いので屋外立ち上げ推奨です。
屋内側の配管も無事接続できました。まさかこの中に電気配線が隠れてるとは思いもしませんでした(汗)
炉台もおしゃれに作成いただきペレスターもバッチリ収まりました。心配されていた阿蘇の寒さですが、今年の冬は暖かくお過ごしいただけると思います。