ペレットストーブの展示機の入れ替えを行いました。新たにハーマン製のP43をラインナップし、広い空間でもしっかり暖房できる高出力タイプの燃焼状況もご覧いただけるようになりました。

ハーマンを取り扱うダッチウエストさんでは、二重断熱配管を正規販売されていますが、今回は既存のシングル排気管を利用するのでシングル管を接続できるようにアダプタを取り付けました。

ハーマンのストーブはミラーガラスが採用されています。使っていない時は炉内はほとんど見えませんが燃焼中はしっかり炎を見る事ができるので炉内の汚れなどが全く気になりません。

天板も広くかなり熱くなるのでヤカンなどで加湿する事ができそうです。

操作は複雑そうですが、意外とシンプルにできていて簡単に操作できます。

ハーマンの最大の特徴は、この押出し式のペレット供給装置です。ほとんどのストーブは、燃焼ポットにスライダーで落ちてくる仕様で、燃焼ポットを取り出し燃えカスを処理しなければいけませんが、ハーマンの場合は自然に灰が押し出されて来るので灰分が多い燃料などでも連続運転が可能である事です。特に出力が高いストーブなので燃やす燃料が多く、灰もより多くなるのですがこの構造のおかげで大出力、長時間燃焼が可能となっています。お掃除も付属のコテで灰を下の灰受けボックスに落とすだけで良いので素早く簡単に掃除ができます。

大出力には欠かせない大きな燃料タンク。最大出力はP43は9kw、P68は15.6kwとかなり高出力タイプになっていますが、追加のホッパーまでオプションに用意されており長時間の燃焼にも対応できるようになっています。電源は家屋のコンセントと本体の間にアップトランスを接続する必要があります。(アップトランスは付属で付いています。)

P43のサイズ感は、9kwと高出力ですが、横幅は他の6〜7kwモデルと並べてもあまり大きさは感じません。奥行きは周りのストーブに比べると大きくなるのでコーナー設置や広い設置スペースが望ましいですね。静音モードという温風をカットして運転する事ができますが、高出力🟰動作音が大きい傾向にあります。実際に動いているストーブをご覧になって、家の間取りや設置位置などを検討されるとより良いストーブライフを満喫する事ができるます。ぜひ、新しく仲間入りしたハーマンのストーブを見学にお越しください。