今回の設置は、新築物件です。新築の場合は、保護管先入れ工事を先行させて進めます。今回のお宅の断熱材は、発泡ウレタンなので保護管の先入れ工事は必須です。排気管仕様もメーカー標準ではなく、MC管二重吸排気システム採用で行いました。
まずは、現地調査を行います。今回は床下の断熱処理が終わったあたりでお邪魔しました。床下地ができる頃に保護管工事を行う日程を打ち合わせします。最終的な排気抜き位置を確定します。ちょうど間柱が干渉するので間柱を追加してもらう段取りを行いました。
この機種での二重吸排気システムの採用は初めてでしたので、弊社展示機で実寸の計測を行い、排気管の抜き位置を確認しました。標準管とほぼ変わら入隅側に収まってくれそうで一安心。
床下地も入り、壁の断熱材が充填される前に保護管を差し込む工事を行いました。コンセント位置も最初の打ち合わせで決めています。あとは、建築工事が終わり次第本体設置工事となります。間柱を横に添えてもらい、一気にコア抜き。
数週間後、いよいよ本体設置工事です。長めに取り付けていた保護部材をカットし、雨水が侵入しない様にしっかり加工します。
二重吸排気システムをセットし、本体と接続します。保護管先入れは仕事がスムーズにできるので設置がスピーディであっという間に終わってしまいますね。
外壁側は、シングル管の屋外立ち上げ仕様。キレイに仕上がりました。
本体カバーを取り付けて設置完了です。取説と試験運転は後日、お引き渡しの際に施主様とメーカーさん同伴で行いました。お洒落なお宅にぴったりなペレットストーブです。ちなみに床板も弊社製品を採用頂いています。今回の設置工事はこれで完了です。