住居の店舗改装に伴い、ペレットストーブを導入いただきました。今回は共通の知り合いの方からのご紹介で弊社にご依頼をいただきました。

リフォーム最中のお宅に現地調査に伺いました。今回設置するスペースには窓下に棚があり排気貫通部がかなり深い状態でした。左コーナーから抜きたかったのですが、外壁側にはエアコンの室外機があり干渉してしまうため、右コーナーから排気口を作ることにしました。

ほぼ内装工事が終わり、いよいよ設置日となりました。外装は塗装仕上げで、ほぼ既存の部分を壁抜きするので今回は保護部材入れの先工事は行っていません。

コア抜きを行い、保護部材を差し込み水勾配をつけて固定していきます。壁との隙間には、もし雨水が侵入した場合でも壁内に雨水が侵入しないようにコーキングで隙間を埋めてします。今回は壁厚300mmなので保護部材も3枚連結です。

標準仕様の二重給排気管ですが、壁厚は200mm程度までしか対応しておらず、オプションの延長パイプを連結することで350mm程度まで排気管を延長することができます。使用するのは今回が初めてですがバッチリ収まりそうです。

しっかり固定できました。排気管がネジ式で壁を挟み込むので排気管の脱落もなく、壁が石膏ボードであってもビス固定が必要ないのでとても扱いが良いです。(石膏ボードはネジ用のアンカーを埋めてもほぼ強度はないのです。衝撃が加わるとすぐに外れてしまいます。木壁はビスが効くのでより固定ができてなお良いです。)

本体の給排気管を接続して最終調整になります。

屋外側もすっきり収まりました。

本体カバーも取り付けて設置完了です。